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バンコク発タイ人の平均月収っていくら?職種別給与水準

日本と同様にコロナ渦で(タイは80%がデルタ株)で陽性者2万人を超えたタイ王国。都市はロックダウンで失業者も増えています。

日本の政治家も問題あると思いますが、タイの軍事政権は国を動かす政策や経済に関してはクソです。(本も読まないし知識も知見もないトップなので…)まったくの無能だとほとんどのタイ国民が知っています。正当な選挙で変わってほしいと念じています。だから失業率も半端なくデモも起こります。

安部さんはなんだかんだ言っても経済も安定させていたし、国内や海外からも人気がありました。タイのとあるユーチューブでは「知っている日本人は誰?」と街頭でインタビューしたら、50%安倍内閣総理大臣でした(韓国はスターなのに…まあ日本のエンターテイメントはガラパゴスで韓国に負けているのでしょうがないですが…人口数の問題でしょう。人口が1億人超える国は世界で14か国しかないので海外依存度危機感は仕方ないですね)

日本では政治が悪いといっても選挙はあるていど公平で国民の意思で政党を変えることは可能です(1993年に民主党が連立政権に敗北したように)

タイでは現在それは叶いません。カンボジアと同じで軍事政権が選挙の法律変えたり不正を行ったりで、正当な選挙が実施できないからです。利権がらみで私腹を肥やすのは政治家としてはどの国も普通なのでしょうが、日本はその利権が一般市民にもあるていどは均等に回ってきます(地方の建設会社や補助金で問題になった電通、トランス・コスモスカルテットなど、とその従業員や臨時アルバイト)でも格差社会のタイでは下までは回ってきません。

公共工事の利権で建築会社の社員やアルバイト下請け一人親方の給与は上がるので、学歴が無くても汗を流して頑張れば普通のサラリーマンよりお金は稼げます。でもタイでは利権があっても下請けの給与はまったく上がりません。こき使われて終わりです。(まあ仕事があるだけ給与を稼げるのではいいのだが、その額がクソです)

格差社会なので下請けの国民は文句は言いません稼ぎがあるうちは。それを横目に軍事政権の方々は私腹を肥やしています。去年通るはずだった相続税可決の問題も棚上げにされました(現在タイには相続税というものが存在しません)富豪層が嫌がるからです。で、結局金持ちは金持ちのまま、貧困層は貧困層のままで未来は進んでいくのです。

だから未来を嘆く若者たちの間で、タイの輝かしい未来を描きたい為にデモが起こるのでしょう。

地方出身者の大学出の社会人は、現政権で続くなら変われるならタイでは住みたくない国を出たい思っているのが現状です。(タイを好きじゃないとは声にはなかなかできませんが…刑務所が最悪なので)

そんなこんなでタイ人の平均給与へと進みます。

タイ人の平均月収32,000バーツ(約11.5万円) 平均年収は138万円

日本でも賃金の地域格差はありますが、タイでは半端なく大きいです。

首都のバンコクとタイ北部や東北部(イサーン地方など)とでは倍以上の賃金格差があります。

バンコク平均年収は、 529,000バーツ (約186万円)

東北部は、 (229,224バーツ (約80.6万円)

バンコク市内ですと物価や人件費は高いです。鮨屋や焼き肉店などは日本と同程度か日本よりも高いです。
ですので外国人かタイの富豪層しか行くことはできません。

バンコクの寿司店

タイ人の職業別 (キャリア) の給与水準

職業 月収(バーツ) 年収 (バーツ) 日本円換算
医 師 50,000バーツ600,000210万
歯科医 46,000バーツ552,000193万
薬剤師17,500バーツ210,000 73.5万
航空パイロット 34,100バーツ411,000144万
建築士15,800 バーツ 189,60066万
エンジニア17,600~28,000バーツ73~117万
経理・会計士13,500~18,000バーツ
IT関連・プログラマー14,800~25,000バーツ
研究開発者14,700~20,000バーツ
製造・品質管理14,500~20,000バーツ

サービス業など

職業 月収(バーツ) 年収 (バーツ) 日本円換算
販売サービス13,000~16,500バーツ
就職人材サービス13,500~17,000バーツ
マッサージ師10,000バーツ前後
(チップがある)
コンビニ店員7,680バーツ
パートの時給は、40バーツ(約140円) 
 92,16032.2万円
タクシー運転手20,000バーツ前後
( チップがある )
警察官 (公務員)45,000バーツ
(階級により異なる)
「副業」可
巡査クラス20,000バーツ
林業や農業、大工、鉱山など労働者60,00021万円
ホテルの受付係6,000バーツ
「外資系」の会社は高水準
2万円
バス運転手 6,000バーツ 2万円
※タイ国内の就労は、一週間は6日間労働。
週休二日間の習慣はありません。

バンコクでは、1日325バーツ、プーケット・チョンブリ・ラヨーンでは1日330バーツが最低賃金です。

タイで中流階級と云われる国民の賃金は年収が、30万~40万バーツ(日本円140万円)くらいです。

タイの家計所得

タイ全国の家計所得の平均月収 : 約27,000バーツ、日本円で約9万4,500円

バンコクのマンションだと5000バーツから8000バーツ/コンドだと8000バーツから12000バーツはするので、基本的には家族や、恋人どうし、友達どうし(大体2人~3人)で住んでいるのがあたりまえです。

日本語が話せるタイ人(大卒資格者)だと日系企業だと、初任給で25,000バーツが通常です。

大卒と高卒では給与に差があるので、タイ全土で大学に進学させる親は多数います。(借金してでも行かせる)その為かタイの大学進学率は日本と同じくらいで51%(2013年度)です。(日本の大学進学率は55.4%-2020年度)

ただここで平均月収を紹介しましたが、実際富裕層と貧困層の格差が大きいのでどこまで意味があるのかは疑問です。

ラマ9やエカマイの屋台の人気ラーメン屋は実際は不明ですが、検証したところ月商150,000バーツだと思われます。(ラーメン50バーツ×100食=150,000)原価率が平均30%だとして利益は95,000バーツです。3人で経営しているとしても一人31,600バーツ(150,000-45,000バーツ-10,000バーツ=95,000B)まあ実際は家族経営かアルバイトを雇っているので経営者は儲かっていると思います。(アルバイト給与10,000バーツ)