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海外のSNSランキング【2020】

正社員としてのセカンドキャリア つぐみ

日本を含む世界のSNSユーザー数や普及率 ランキング。
SNSは個人のみならず、企業も有効活用していおりプロモーション戦略ではなくてはならないツールなっています。

ただ、SNS利用率は若年層(中間所得層)が多いため、一部ヨーロッパの高級ブランドではインスタグラムなどのSNSを停止し、別の富豪層向けの戦略に切り替えています。 数の力ではなく少数の富の力にシフトしているという事です。それは理にかかった戦略でしょう。富豪層になるほどSNSの利用率は下がっているというデータもありますし、日本から自家用ジェットでパリの本店に購入にいけるのですから。

もちろんこれは少数の富豪層の顧客には有効ではないだけで、一般商材を扱う中間層の顧客にはSNSの数の力は大きく海外ビジネスを行う上でも非常に有効な手法となります。

進出先の国によって、SNS普及率や利用状況は日本と大きく違います。

たとえばチャットサービスという軸で見た場合、日本や東南アジアではLINEがチャットアプリの主流ですが、その他の海外ではWhatsAppやFacebook Messengerなどがその主流であったりと状況が大きく異なります。

また、2020年8月6日、アメリカが、中国の人気SNS「TikTok(ティックトック)」と「WeChat(ウィーチャット / 微信)」との取引を禁止したことが話題となりました。今後、このような米中貿易戦争の政治的な影響はもちろんのこと、新型コロナ後の人々の生活スタイルの変化によって、世界の各SNSのユーザー数が大きく変動するでしょう。

1. 世界と日本のSNS ユーザー数と普及率

■2020年の日本のSNS利用者数は約7,795万人(普及率80.3%)

ICT総研の「2020年度 SNS利用動向に関する調査」によると、日本国内におけるSNS利用者数は年々増加傾向にあり、2020年末には7,975万人に達する見込みで、国内ネットユーザー全体で占める割合も80.3%に達する見込みとされています。

( 2019年末の時点での日本国内ネットユーザーは9,960万人と推定)

2020年における年間純増者数は189万人となる見込みで、このままいくと国内のSNS利用者は1ヵ月平均で約16万人の増加を続けているとされています。

■ 世界のSNSユーザー数と普及率

2020年における世界のSNSのユーザー数は39億6,000万人(普及率51%)

世界人口は77億9,500万人とされており、インターネットユーザー数は45億7,000万人(普及率59%)、モバイルフォンユーザー数は51億5,00万人(普及率66%)となっています。

2. 日本で人気のSNSユーザー数ランキング

日本国内のSNS月間利用者数

1位:LINE 8,300万人
2位:Twitter 4,500万人
3位:Instagram 3,300万人
4位:Facebook 2,600万人
5位:TikTok 950万人
6位:Pinterest 530万人
7位:Linkedin 200万人

3. 世界で人気のSNSユーザー数ランキング

世界のSNS月間利用者数

1位:Facebook 24億9,800万人
2位:YouTube 20億人
3位:WhatsApp 15億人
4位:WeChat 11億6,500万
5位:Instagram 10億人
6位:TikTok 8億人
7位:Linkedin 6億7,500万人

日本で1位のLINEは1億6,400万人(※主要4ヵ国)、同じく日本2位のTwitterは3億3,960万人と、日本のランキングとは様相が大きく異なります。

4. 世界におけるFacebookの利用概況

日本国内では30代〜60代では継続的に利用されており、2019年の月間アクティブユーザー数は2,600万人。

世界全体では月間アクティブユーザー数23億8,000万人、対前年比8%増。

ユーザー数比較

● インドが世界一で2億7,000万人
● 2位アメリカ1億9,000万人
● 3位インドネシア1億3,000万人
● 4位ブラジル1億2,000万人

5. 世界におけるTwitterの利用概況

2019年4月、世界の月間アクティブユーザー数は3億3,000万人。 日本での人気は未だ高く、日本語のツイート量は常にトップクラスです。

ユーザー数比較

● アメリカが1位で4,900万人
● 2位日本3,700万人
● 3位イギリス1,400万人
● 4位サウジアラビア1,000万人
● 5位トルコ900万人

リツイート機能を有すため強い拡散力を持つTwitterは、大手から中小まで多くの企業がアカウントを持っています。たった1つのツイートがバズることで大きな注目を集めたり、宣伝事項を掲載するだけでなく、企業同士のTwitter上での自由なやりとりが話題を呼ぶケースも見られます。

6. 世界におけるLINEの利用概況

無料チャットアプリとして日本で圧倒的シェアを誇るLINE(ライン)。主な利用国は日本、タイ、台湾、インドネシアの4ヵ国となっています。

LINEアクティブユーザー

世界の月間アクティブユーザー数2億1,700万人超、上記主要4ヵ国での月間アクティブユーザー数1億6,500万人。日本国内では月間アクティブユーザー数8,000万人、ユーザーの半数以上が40歳以上と報告されています。

なおチャットツールとしてはアメリカならMessenger(Facebook)、中国は規制があって自国のサービスが利用されるためQQ(テンセント(騰訊)QQ)やWeChat(ウィーチャット)、韓国ならKakaoTalk(カカオトーク)とそれぞれメジャーなSNSが異なります。

企業がLINEをビジネス活用すれば、ユーザーやファンにメッセージをダイレクトに届けることができます。タイムラインによる不特定多数へのPRから、1対1のトークまで、様々な活用方法があるのが魅力です。