(株)ホテルオークラ(本社:東京都港区、代表取締役社長:荻田 敏宏 氏、以下:ホテルオークラ)は、「AEON CORPORATION」(本社:ロシア連邦モスクワ市、会長:Roman Trotsenko 氏)と、同社がモスクワ最大の空港、シェレメーチエヴォ国際空港の南側の開発地に建設予定のホテルに関し、2019年6月29日に運営受委託基本条件合意書を同社と締結した。
リリース
AEON CORPORATIONは、シェレメーチエヴォ国際空港の南側に70haに及ぶ広大な敷地を有し、コンベンション、商業、オフィス等の施設の開発を手掛けております。今般、ホテルオークラが運営を受託する予定のホテルの敷地は、当該敷地に隣接する約7haの土地をホテルとして開発するものです。
シェレメーチエヴォ国際空港は、モスクワ市内から北北西に約25kmにある空港で、近年は新ターミナルの開業により、外国航空会社が乗り入れるようになり、ロシア最大の利用客数の空港となりました。2013年3月に国際空港評議会において欧州地区のエアポート・サービス・クオリティ・アワードを受賞するなど国際的な評価を得ています。
ホテルオークラは、本プロジェクトにおけるホテル運営受託により、初めてロシアに進出いたします。これにより開業予定のホテルも含め、世界16の国と地域に87ホテルを展開するホテルグループとなります。
ホテルは、延床面積 約30,000㎡で、総客室数は約300室。標準客室面積は約35㎡を想定しております。
シェレメーチエヴォ国際空港に隣接するホテルの中では、随一の広さを誇ることになります。また、客室の他に、和食レストラン、オールデイダイニング等の飲食施設、様々な用途にご利用いただける宴会場と会議室、そして温浴施設等を備えます。また、ホテルブランドおよびホテル名については、施設の詳細設計を進める中で、決定していく予定です。
日本的な温浴施設、本格的な日本料理とともに、日本に根差したホテルオークラグループならではの「和のおもてなし」により、訪れるすべてのお客様に上質な空間と時間を提供いたします。
<ホテル施設概要>
【建設予定地】 シェレメーチエヴォ国際空港の南側
【延床面積】 約30,000㎡
【階数】 地上7階程度
【客室数】 約300室
【レストラン・バー】 オールデイダイニング、日本料理 他
【その他の施設】 宴会場、会議室、温浴施設 ほか
【アクセス】 シェレメーチエヴォ国際空港から約600m
<AEON CORPORATION 会社概要>
AEON CORPORATIONは、国際的に投資事業を行う複合企業として、空港を所有・運営するほか、不動産開発、建設、サービス等、様々な分野において多岐にわたる長期的なプロジェクトを展開しています。
<株式会社ホテルオークラ / 株式会社オークラニッコーホテルマネジメント 会社概要>
株式会社ホテルオークラは1958年に設立、1962年にフラッグシップホテルである『ホテルオークラ東京』を開業しました。資本金30億円、「Best A.C.S.」(A:Accommodation、C:Cuisine、S:Service=最高の設備、最高の料理、最高のサービス)を企業理念とし、現在では、ホテル事業の開発、ホテル資産の保有をはじめ、子会社・関連会社を通じて、宿泊・飲食事業の経営、ホテルグループ運営等、幅広く事業展開しています。
株式会社ホテルオークラは、日本国内だけではなく海外の国々と質の高いグローバル・ネットワークを築いてきました。日本文化のきめ細かな心くばりとヨーロッパやアメリカの機能性を融合させた「オークラ」のおもてなしは、世界中の皆様にくつろぎと快適な空間を提供いたします。
株式会社ホテルオークラの子会社である株式会社オークラ ニッコー ホテルマネジメントでは、「オークラ ホテルズ & リゾーツ」「ニッコー・ホテルズ・インターナショナル」「ホテル JAL シティ」の3つのグループを運営しており、現在、国内45、海外25の合計70ホテル、総客室数22,158室を展開しています。(2019年6月1日現在)
(株)オークラ ニッコー ホテルマネジメント
http://www.okura.com/jp