業界団体の国際航空運送協会(IATA)は3月17日、新型コロナウイルス感染の影響で、現在の国境封鎖が10月まで完全に解除されない恐れがあるとし、航空業界への追加支援を行うよう各国政府に呼び掛けました。
また、年次総会の開催を6月から10月に延期する計画も明らかに。
欧州の航空各社は、夏の行楽シーズンが業績の鍵を握ると強調。ジュニアック事務総長は、各国政府から直接支援や賃金補助、税負担の軽減、融資などを通じてすでに2250億ドルが提供されているものの、さらなる支援が必要と訴えました。
米国旅行協会(USTA)は、米国民が昨年支払った旅行費用がコロナ禍で4920億ドル減少したと発表しました。
reference:ロイター