外国人労働者が増えることに「賛成」は6割
近年、特定技能や高度外国人採用など、外国人労働者の受け入れが拡大している中、ディップ総合研究所は「外国人労働者と働いた経験」「外国人労働者のイメージ」についてアンケート調査を実施しました。
調査の結果、外国人労働者が増えることについて6割以上が「賛成」、自分自身が一緒に働くことについて5割以上が「働きたい」と、いずれもポジティブな回答が半数を超えているとの事です。
実際に外国人と働いたことがあるへのレポートではは「人手不足が解消された・軽減された」「異文化の価値観や発想力などを取り入れられた」「職場の雰囲気が良くなった・活気づいた」など、外国人労働者がいることのメリットを多数感じていることがわかりました。
特定技能という新たな在留資格制度の施行などの国の施策だけでなく、このような日本人の声からも、今後一層、外国人労働者が増えることが期待できそうです。
一方で、外国人と一緒に働く場合「日本語が通用しないなど言語の壁がありそう」「文化の差異をうめられない、コミュニケーションがとれなさそう」「社内の受け入れ体制が整っていない」などが懸念されており、「複数語学やイラストでの業務マニュアルを準備」をはじめ、企業に対応してほしいことも多数挙げられました。
ただ語学の壁は「特定技能」では在留資格取得の場合日本語を話せることが必須なので、実際は問題ないようです。
企業側は、外国人を採用するメリットだけでなく、懸念点の払拭や採用する際の対応を考えていく必要がありそうです。
調査結果の概要
[ディップ]
ディップ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼CEO:冨田英揮、以下当社)のディップ総合研究所は、アルバイト・パート求人情報サイト「バイトル」の会員に対して、「外国人労働者と働いた経験」「外国人労働者のイメージ」についてアンケート調査を実施しました。
■調査結果サマリ
1. 外国人労働者が増えることに「賛成」60.3%、「一緒に働きたい」50.9%
2. 外食・製造・宿泊・介護などの「特定技能」対象業種 7割以上が外国人労働者を許容
3. 外国人と働いてみて良かったこと、一緒に働いた外国人の雇用形態がアルバイト・パートの場合
「人手不足の解消・軽減」が1位、正社員の場合「異文化の価値観や発想力の取り入れ」が1位
「外国人労働者と働いた経験・外国人労働者のイメージ調査」:https://www.baitoru.com/dipsouken/all/detail/id=350
外国人と一緒に働いたことがある割合
約3,000人のうち、6割以上が外国人と一緒に働いたことがあることがわかりました。
1. 外国人労働者が増えることに「賛成」60.3%、「一緒に働きたい」50.9%
Q.今後、日本での外国人労働者が増えることについて、どう思いますか。
また、あなたご自身が外国人労働者と一緒に働くことについて、どう思いますか。
2. 外食・製造・宿泊・介護などの「特定技能」対象業種 7割以上が外国人労働者を許容
Q.あなた、もしくはご家族がお客様の立場でサービスを受けることを想像してください。従業員が外国人であることを許容しますか。
3. 外国人と働いてみて良かったこと、一緒に働いた外国人の雇用形態がアルバイト・パートの場合「人手不足の解消・軽減」が1位、正社員の場合「異文化の価値観や発想力の取り入れ」が1位
Q.外国人と一緒に働いて良かったこととして、あてはまるものをすべて選択してください。また、最もあてはまるものを1つ選択してください。
日本人から見た「日本で働く外国人への印象」と「外国人からサービスを受ける許容」 など。
日本で働く外国人への印象
Q.従業員が外国人だった場合の印象としてあてはまるものをすべて選択してください。 (複数回答)
調査概要
調査設計・分析:ディップ総合研究所 ディップレポート編集室 川上 由加里
調査名:ディップ総合研究所「外国人労働者との就業経験・外国人労働者のイメージ調査」
調 査 手 法:インターネット調査(バイトル会員)
調 査 対 象:47都道府県在住者
調査実施時期:2019年5月6日(水)~2019年5月9日(木)
有効回収数:2,992サンプル
出典:日本人の60.3%が外国人労働者が増えることに「賛成」 外食・製造・宿泊・介護など、7割以上の日本人が外国人労働者を許容
(https://www.baitoru.com/dipsouken/all/detail/id=350)
ディップ総合研究所: https://www.baitoru.com/dipsouken/