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時間がないのは、なぜ?


突然ですが、「頭が良い」と言われる人とはどのような人でしょうか?おそらく、記憶力や論理的思考力・説明力、抽象的な思考能力などの特徴を挙げられると思います。そしてこれらの能力は、もともと持ち合わせているものと考える人が多いのではないでしょうか。

確かに遺伝的に頭がいいかどうかが決定されている部分が一部あることは科学的に証明されていることもあります。しかし同時に、それがすべてではまったくないということも証明されています。つまり人間はいくらでも頭が良くなることはでき、いくらでも成長できるのです。今回はその方法のひとつについて、提案いたします。

「切替」が肝心
勉強や仕事をするとき、いつまでも長時間集中できないのは誰でも同じことです。そこでリフレッシュしたいところです。そこで、きちんと「リフレッシュタイムを設けられている」かどうか?ここで伝えたいのは、リフレッシュタイムとだらだら過ごす時間はまったく違うということです。

リフレッシュタイムというのは、リフレッシュするという「目的」があり、睡眠や食事と同等なくらい大事な時間です。目的もなくただ時間が過ぎてしまっているのは、リフレッシュという目的すらないため、リフレッシュすらできていないのです。

一度、自分の1週間の時間の使い方を書き出してください。すると「用途不明な時間」「何をしたか説明できない時間がある」という場合があるはずです。もし週15時間以上、空白の時間がある人は要注意です。1日2時間以上は「無駄にしている時間」が、「時間がない」と嘆く要因になっているのは明白です。

頭のいい人は目的意識がしっかした人とイコールだといえます。そして時間の使い方が上手い人は、その時間の目的をしっかりと定義できる人のことです。

時間に追われている人はぜひ毎週自分のタイムスケジュールを考えて、そのスケジュール通りに進んだかをチェックしてみてください。うまくいかないことが前提のことはもちろんです。予定通りにいくことはまれなことです。その場合でも、「この時間はこうしたい」と考えて「そうだ、この時間はこれをしなきゃだった」と考えられるようになることで次第にメリハリがつけられるようになります。

切替・メリハリをつける方法

・時間で区切る
まずはスマホで既定の時間にタイマーセットをすることです。「20時からは勉強の時間」と時間で区切り、それまでに自分の生活を整理しておくと勉強に集中できるようになるはずです。

・場所で区切る
また、場所を変えることもおすすめです。仕事は家に持ち込まず、「仕事はシェアオフィスでしっかりする!」と場所をしっかり固定するとおのずとメリハリもつくはずです。

・スマホとの付き合い方
ついいじってしまいがちな人は、特定の場所にはスマホを持っていかない、もしくはそもそもスマホを持ち歩かないというルール決めも効果的です。しかし生活の一部になっているスマホには、勉強アプリや生活習慣を管理するアプリもあるので、まったく触れないでいるのは難しいと思います。

そういう場合は「スマホロック」で一定の期間、特定のアプリ以外使えないようにするなどをする工夫を凝らしてみてください。根本的にスマホとの付き合い方を変えてみようとすることが必要かもしれません。

最後にメッセージ
頭が良くなる、そしていくつになっても成長できる方法のひとつを紹介してきました。今回のテーマ、時間というものは人間の平等に与えられています。そしてその時間をいかにうまく使うかというのも、個人個人に委ねられています。このブログ記事が、うまく管理して余裕ある時間の使い方をぜひ実践できるお手伝いとなれれば幸いです。